解体が始まりました 8068cafe <2>

まずは解体してから、土台などの状態を見てから中身のデザインを考えていこう。このスタイルで、いつもスタートするのがhulakumaスタイル。
リノベーションのお仕事を始めてから色々と考えさせられます。古いお家は、開けてみなければどうなっているのか分からない。大体の場合、何かしらの問題が出てくる。さすがに、もうちょっとやそっとでは驚かなくなった。家って生き物だ。今では本当にそう思う。古くても、人が住んで家を呼吸させてあげていれば、多少色々なことがあっても、ちゃんと悪いところをメンテナンスしながらも良い状態をキープすることができる。人間の体と同じですね。歳を取ってくると、さすがにガタはくるけれど、ちゃんと運動したり、食べ物に気をつけたり、健康を意識して生活していたら赤信号にも気づき、早期治療をすればそれほど酷くならないというケースもある。そんな感じですね。
とにかく、解体でどこまで壊すのか… hulakumaのデザインを担当するタケオ氏は解体しながら、家の状態を見ながら考えている。のだそうです。黙々と作業をしている。

扉の金具なども、後に扉の金具にしたり、何かに使えるかもしれないので、解体しながら使えるものと使わないものを仕分けていく。そして、私はというと、ひたすら掃除とガラ袋にゴミを入れていく係。

時折見かける、この姿… 家の構造を見て、どこまで壊すのか、この先どうするのか…一休さんタイム… 時には、この状態のまま15分とか長い時には30分とか過ぎることもある。この時に話しかけてはダメだということを、3年くらい一緒に仕事してやっと学びました。笑

そして、決断した瞬間、一休さんでいう「チーン」という音が私の中にも響くほど、動き出したら早い。動きが速すぎる。一瞬にしてあったものがなくなる。

そして、次から次へと取り壊していきます。

天井を剥がし始めました。

私自身は、木造の解体に本格的に携わったのは初めてだったので驚くことばかりでした。

タケオ氏は電気の資格も持っているので、解体をしながらも電気のことも分かっているので安心!

ベリベリ剥がされていく天井…

あっという間に

このような状態になりました。

お家のオーナーさんもお仕事帰りに寄って見に来てくれます。

そして解体は進みます。そして、キッチンの天井のところで、また一休さんタイムスタート。

キッチンの天井はひとまず置いておいて、他のところも解体をしていきます。

結局、キッチンの天井も解体します。

玄関周りも解体が進みます。

キッチンも解体します。

解体中は、とにかくゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ夢にまで出てきそうなほどにゴミとの格闘です。

玄関も、ほぼ解体が進みました。


まだまだ解体は続く…
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