2022-05-10

@雑司ヶ谷 奄美ハーブ ボディケア&物産店COREZO 店舗改装

 目白通り沿い、雑司ヶ谷の駅から徒歩5分ほどのところにある、奄美の月桃やヨモギを使ったボディケア&美味しい奄美の黒糖焼酎などをはじめ健康にこだわった商品を扱うお店があります。

ご相談いただいた時には、様々な商品も、マッサージエリアもごちゃごちゃっと。奄美のハーブを使ったハーブテントをぶら下げる小屋を店内に作りたいというリクエスト。また、奄美をテーマとは言っても、店内のイメージは「田中一村」の絵のような室内にしたい。と…  

田中一村という素晴らしい画家のイメージは、奄美のブルーオーシャンや、マリーンブルーのイメージとはほど遠い、「落ち着いた」とか「大人の」とか、色合いも渋め。そんなところからスタートした店舗改装。

実際の店内は、物産の商品がいっぱいあって、

商品と施術ベッドとが一緒になり、ごちゃごちゃしていて落ち着かない店内。

ひとまずは、別の部屋に全て荷物を運び出して空っぽにするところからスタート。

床のフロアタイルを張り替えるために、すべての古いフロアタイルを剥がしていきます。

これが大変… ガラスファイバーがズボンにも入り込み、中のタイツにも刺さり ずっとチクチク…ひたすらスクレーパーを使って剥がしていきます。

床が剥がれたら、次は壁を塗る作業がスタートします。一村のイメージはグレー。落ち着くカラーということもありグレーを採用。私たちのスタイルとして、できるだけ施主様にも参加できるところは参加してもらう。

ということで、初めに漆喰塗りのレクチャーをして、お店のスタッフの人たちとみんなで壁に漆喰塗りをしました。自分たちのお店、できることは自分たちで!私たちが居なくなった後でも、簡単な手直しは自分たちでしたり、自分たちも手がけたお店ということで、お店を大切に育ててくれる。これが大切だと思っています。

テクスチャーのある漆喰塗りは、多少うまく塗れなかったとしても、それなりに形になります。

あの時にこんなことを話しながら塗ったな〜とか、後になってそれも大切な思い出になります。スタッフ同士塗りながら、これからのビジョンを語り合ったり、時には無言で没入したり、協力し合ったり。大切な時間です。

お店のお客様がDIYに興味があるということでお手伝いにも来てくれたりして、フロアを一緒に貼りました。

ここからは、ハーブテントの小屋と、カウンターを同時に作っていきます!

お店のオーナーさんに使う用途や、使い勝手や高さ、動線なども含め、何度も確認しながらカウンターの制作をしていきます。

同時にハーブテントの小屋も進めます。蒸すので中で蒸気が上がることを考えると、どのように設計するのかなども色々と考えながら進めていきます。

オーナーさんご夫妻でやすりをかけてくれました。

先に完成したカウンターの前で、オーナーさんとスタッフさんと記念写真をパチリ

合間にトイレットペーパーホルダーは手作りで

ハーブテントの扉はバーンドア

カーテンレールを取り付けたり、最後の仕上げのお掃除をして

みんなで最後、記念写真を撮りました。

さて、仕上がりは

使い勝手が良くなった部屋で、イベントも企画のお手伝いをさせていただきました。

音楽や笑いに満ち溢れた3日間。たくさんの方にお越しいただき大盛況でした。

↑お笑いのブラックサムライも登場!今は映画監督もやってます。

↓東村山の久米川にある8068cafeから美味しいハンドドリップのコーヒーを淹れに来てくださいました。

スタッフみんなで、大島紬を着て鬼子母神を練り歩きリニューアルしたお店のチラシを配りました。

それにしても大島紬色合いも渋くて、めちゃくちゃかっこいいです。私は貸していただいたのですが、いつか自分の着物も欲しいなと思いました!

馬子にも衣装だよね。笑

奄美大島にもぜひ行ってみたいと思います!

ありがとうございました。

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